社会福祉協議会(社協)はボランティアセンターを設置して、ボランティアに関する相談に応じているほか、ボランティアに関する情報や資料を備えています。また、活動者の登録や各種ボランティア講座を開催しています。

 以下、ボランティア活動センターの主な活動内容をご紹介します。  

 

運営委員会の設置

 ボランティア活動センターは、事業計画を策定し、具体的なボランティア活動の推進と振興を図るため、ボランティアグループ、地域住民、社会福祉施設、福祉関係団体、学識経験者などで運営委員会を設置し、運営にあたっています。

ボランティア登録および紹介

 ボランティア活動を希望する方などの相談に応じ、社協や市内のボランティア団体が行っているボランティア活動に関する情報提供を行い、登録の推進を図ります。
 また、各種ボランティア活動を通じた地域活動への積極的な参加が図られるとともに、ボランティア個人が継続して自主的な活動ができるよう調整等を行います。

 

ボランティア保険加入推進

 ボランティア活動の際、万が一の事故に備えるとともに、安心してボランティア活動ができるようボランティア保険への加入を促進しています。
 保険の補償内容等、詳細については、「ふくしの保険」でご確認ください。 

ふくしの保険

 

ボランティアみみより情報の発行

 ボランティア活動に関する情報の収集をし、その情報を通信として全世帯に配布、情報提供します。また、市内で活動するボランティア活動団体や住民団体等の活動の様子を掲載し、幅広い分野での福祉活動の推進を図ります。

ボランティア講座の実施

 ボランティア活動に関する知識や意識の向上を図るため、市民を対象に講座を実施しています。

写真:ボランティア講座の実施 写真:ボランティア講座の実施

日曜大工ボランティア事業

 高齢者世帯などに日曜大工、庭木剪定、障子貼りなどのボランティアの派遣を行います。

対象者 高齢者世帯、身体障がい者世帯、低所得者世帯
利用等 利用料は半日作業500円、1日作業1,000円、材料費です。
手続き 当協議会に所定の様式により申請。
地区民生児童委員の署名・押印が必要です。

 

キャップハンディ体験事業

 地域や学校、会社などからキャップハンディ体験の要請があった場合にボランティアの派遣を行います。
 キャップハンディという言葉は、「ハンディキャップ」(英語のhandycap=社会的不利、不利益、不利な条件、障がい等の意味があります)という言葉の、ハンディ(handy)とキャップ(cap)の前後を入れ替えて新しく造られた言葉です。障がいのない人(健常者)が、障がいのある人の立場で考え、行動するという意味があります。

 キャップハンディ体験とは、一時的に目かくしをした状態で歩いてみたり、車いすに乗って移動する障がいを持つ人の移動の不便さを体験してみることです。また、どういう時に不便なのかを体験することにより、障がいを持つ方々が困っている時の手助けの方法を学ぶことです。(介助方法を学び合いお互いに助けたり助けられたりすることに意義があります)

 写真:キャップハンディ体験事業 写真:キャップハンディ体験事業 写真:キャップハンディ体験事業

 

車いす修理(いわて車いすフレンズ)ボランティア事業

 家庭や施設で使用されなくなった車いすを、黒沢尻工業高校生徒が中心になり修理や整備を行い、アジア諸国へ寄贈しています。使用していない車いすがありましたら、ご提供ください。
 また、整備された車いすを輸送するために使用済切手や書き損じハガキを換金し、輸送費の一部に充てています。自宅などに使用済切手や書き損じハガキがありましたら、ご提供ください。

 写真 車いす修理(いわて車いすフレンズ) 写真 車いす修理(いわて車いすフレンズ)

ボランタリー情報ボード事業

 ボランティア・NPO活動の情報発信を行うために、情報ボード(さくらホール、生涯学習センター、総合福祉センター)を設置しています。掲示する場合は、当協議会にお問い合わせください。

ボランタリー情報ボード事業

災害ボランティアセンター事業

 北上市や近隣市町村で大規模災害が発生した場合、市内外からのボランティアを円滑に受け入れ、被災者のニーズに対応することができるよう、災害ボランティアセンターを設置します。また、平時から北上市等と連携しながら災害時に備えた準備や共通認識を図っています。

災害ボランティアセンター事業 災害ボランティアセンター事業